「好き」の集合場所
地方に転勤する前に友人と会った時、ミヤシタパーク(毎回名前忘れる)で見つけて華奢なデザインに心を打ち抜かれたイヤリングがある。金色の細いチェーンの先に、細い針金を捻って作られた繊細なキラキラがついている。キラキラってあの〜、細いアスタリスクみたいな、*こういうのが縦に長いやつみたいな、そういうやつ。華奢だけどデザイン性が高くて、手に取ったら離せなくなった。
デザフェスのアクセサリー出展者をバーっと見ている時に、そのイヤリングの写真を見つけて「あッッ?!?」となる。あの作家さんが、出展されるらしい。これは、、、絶対にあのイヤリングをつけてブースへ行こうと決心。そして来た。江戸一希さんのブース。大きめのブースで、ちょっとしたアクセサリーショップのようだ。繊細で綺麗で可愛いアクセサリーが並んでいる。やっぱりこの方のデザインはどうやらドンピシャのよう。どれもかわいいな、、、売り子さんに声をかけられた際に実は持ってて〜と耳のイヤリングをいじると、すぐに制作者さんを呼んできてくれた。2人してミヤシタパークの名前を忘れるも、渋谷でたまたま見つけて気に入って買ったことを伝えることができた。「横顔の写真撮ってもいいですか?!」と撮っていただく。こんなに喜んでもらえるならつけてきた甲斐があったなぁ。かなり目移りして悩んだけれど、赤と青のガラスビーズがついた太陽のようなモチーフのフープイヤリングを購入。フープって可愛いよね、イヤリングでも頑張ってフープデザインをつけてゆきたい。包んでくださる時に「作品をつけてきてくださった方にお付けしてるのでよかったら、、、」と可愛いアクセサリーケースをいただく。そんなこともあるのね、、やっぱり作った人買った人の顔が見られる機会って、お互いの精神にいい作用をもたらすのだなと実感する。エナジーチャージ!
その後も気になるアクセサリーのブースを巡り、moelleuxさんのブースでガラスビーズのジャラジャラとした小さめのフープイヤリングと、蝶々結びのイヤリング2点を購入。友人はこちらでインドリボンがついたイヤリングの、リボンとイヤリングの装飾部分を気に入った同士で組み替えてもらい、対面販売の良さを実感していた。制作者さんのお母さんが売り子をしているようで、とても陽気な方で元気をいただく。娘さんが作ったものをお客さんが喜んで買っていくのをみるの、嬉しいだろうなぁ、、、となぜかこちらが感慨深い。微笑ましいやり取りを見させていただきました。
その後昼食をとりにフードエリアへ。宮本浩次さんのような格好の方がステージで熱い歌を歌っているのを見ながら結構長めのピザの列に並ぶ。長いけれど回転は早いので思ったより待たずに購入。思わず2人してビールを頼み、結構な量が入っていたのでふわふわといい気分になる。酔いました!ピザの最後の一口を落とすなどのハプニングに見舞われながらも完食完飲。少し休憩して新しいエリアへ向かうと、アルコールの余韻からか購入ブーストがかかったようでマークしたブースでサクサクと経済を回すことに。でも昭和の磨りガラスをリメイクしたpieniさんのお皿とか、最初から気になっていたものをちゃんと買えたのでOKです。
デザフェス名物の暗いエリアはやはりかなり人がおり、ここでは何店か見てみたいという印をつけているお店があったのでそこを中心にボンヤリと回る。すてき製作所さんでクリスマスカラーのビー玉が入った透明キャンドルを購入するなど。ホリデーシーズンにまた彩りを加えてしまったな、、、
昼下がりになってくると、人気ブースは完売の看板が立っていたりとある程度みなさんの購買意欲も落ち着いてきた様子。全然マークできていなかったイラストなどのエリアも歩き、どのエリアも人は多いけれどどことなく客層の雰囲気が異なっていて面白い。そのままファッションエリアへ。
気軽に参加できるファッションショーのステージがあるからか、ステージ付近には獣人の格好をした人やスチームパンク、ヒーローのような人たち(なんてジャンルなんだろう)を多く見かけ、目を奪われる。ステージから離れても、こだわりのファッションポイントがあるんだなぁという格好をしている人ばかりで、自分の無個性さを感じざるを得ない。可愛い服は着たいけれど、結構妥協した格好とかどうしてもしちゃう私だからなぁ。常に「服が好きです!」という格好を見出せて身につけている人、かっこいいよね。このエリアはそういう感じの人で溢れていて、デザフェスの真髄を見た感じがする。
ファッションエリアもそんなにマークできていなかったけれど、最近ずっとそれなりに荷物が入るサイズだけどしっかりとした造りのショルダーバッグを探していて、いいのがあればいいなぁといくつか革製品のお店をピックアップはしていたので、そこを中心に回る。でもやっぱりハンドメイドの革製品はかなりの渋沢栄一がつきもので、まぁ厳しいよなぁと思いつつThe British Bagさんという英国本革カバンの専門店を覗いてみる。あ、ちょっと小さいけれどこの皮の色いいなというショルダーバッグがあって、手に取って中を開けてみると中地がタータンチェックの柄だ。かなり可愛い。そして金額はかなりリーズナブル。牛革なのに。ええ、、?と動揺しつつ他を見ると、ずっと欲しかったサッチェルバッグの簡易版のような、キャラメル色のショルダーバッグが目に入る。手に取る。これは、いい。かなり。開けてみると中地はやはりタータンチェックで、ポケットも充実。鏡で合わせてみても、ちょうど良いデザインと大きさ。いやでもすでにかなり出費はかさんでるしな、、、と思い一度店頭に戻すも、名残惜しさと誰にも取られたくない気持ちでいっぱいになる。出会ってしまったのか。もうこれは、買いましょう。ということで最後に今日1番大きい金額を出したのだった。でも大満足。友人もかなり悩んで同じような色のデザイン違いを買っていたのだった。やはり我々、好みが合うのか、、、
この時点で時刻は16時を過ぎていて、ブースを巡っていた時はアドレナリンでも出ていたのかあまり感じていなかったけれど、そろそろ合計金額的に終わらないとかもだなぁと思った瞬間に足と腰の疲労がどっと出る。友人も同じだったようで、少し休憩してから会場を後にした。
初めてのデザフェス、終幕!!
友人と食事をして帰宅。買ったものを並べてみる。

うわ〜〜、圧巻。ほんとに結構買ったなぁ。買ったイヤリングを鏡を出して試着すると、どれもイメージ以上に可愛くて早くつけて出かけたい。カバンも早く外で連れ回したい。ここには書ききれなかった戦利品もあって、かなり濃密な時間を過ごせた。いや〜異質だけど最高空間だったな。あれがデザフェスというものか。
翌日の仕事は疲労感を引きずりながらだったけれど、せめてもの余韻を感じるために靴下とピンキーリングを装備して出かけてみた。それだけでもなんとなくいつもの通勤路の足取りが軽い。仕事も頑張れた気がする。こういうののために、私は働いてるんだよォ!
SNSの検索窓から「デザフェス 戦利品」を調べてみる。みんな思い思いの素敵な品を手に入れたご様子。あまり私が買ったものたちは見かけなくて、というか他の人たちもあまり被っていないようで、終わってからも改めてブースの多さと多様性に気付かされる。
デザフェス、素敵空間だったな。色んな人の、色んな「好き!」が集まっている場所だった。その中を歩き回って、いい時間を過ごせて幸せだった。また行きたい。次の夏開催は気候と相談だけど。
今回の購入合計金額?
そんなものを聞くのは、野暮だよ。