試験にまつわるエトセトラ
資格試験の前日、受験票を見たら証明写真が必要なことに気づいた
証明写真なんて就活以来撮っていない
もちろんそんな時間が経った写真を使えるわけもなく
外は近年稀に見るゲリラ豪雨で、一瞬雹すら降った
ぜっったいに今外に出たくない
家の中で雨雲レーダーをぐるぐると更新させながらじっと待ち、やっと雨足が落ち着いたのは夕方になってからだった
一応長い傘を持って家を出た
雨は止んでいて、雫が電線から伝ってポタポタと垂れている
厚い雲と雲の境目にうっすら青空がのぞいていた
お手本のようなゲリラ豪雨だ
晴れ間が出てるんなら虹が出そうだなと思いながら進みたい方向の空を仰ぐと

ドンピシャだった
虹を見ると、中高の合唱コンで歌った曲が頭の中に流れ始める
脳内BGMがすっかりその曲になって、ニコニコしながら空を見ている私以外、誰も虹に気づいていないようだった
まぁニコニコ顔もマスクの下なんですけどね
近くの証明写真機を検索すると何件かヒットした、便利な世の中だ
、、、と思ったけど一番家から近い場所に示された場所に見当たらない
しょうがないので少し歩いた先の、商業施設の駐車場にあるらしいので目的地を変更した
目的の写真機に着く頃には虹はすっかり消えていた
駐輪場の端にひっそりと佇む写真機を見つけた私は吸い寄せられるように前に立った
そこで気づく
ビショビショだ
機械の前にだいぶ大きな水溜りができている
湿ったカーテンを開けると、中の床まで水が溜まっていた
クロックスを履いてきたことを後悔しながら椅子に座る
あっ
と思った時にはもう遅かった
椅子が濡れているのなんて明白だった
ジーパンがしっとり濡れたことがはっきりわかった
早く終わらせたい
怒涛の勢いで操作して撮影を済ませ、出てきた写真はすごい早く帰りたそうな顔をしていた
あと写真が出てきたところも濡れていたので端がふやけた
教訓: 雨の後に野外の証明写真機を使用するのは控えたほうがいい
しょうがないから帰りたそうな顔を切り抜いて受験票に貼り、翌日試験へ向かった
試験当日は嘘のように晴れ渡っていたので、試験の合間にコンビニご飯を会場近くの公園で食べた
暑いけど木陰は涼しい
高層ビルが並んでいて、大きい川が近くを流れている
あまりに気持ち良かったのでそのまま寝たかったが、さすがにやめた
子供連れのお母さんが行き交い、昼休みごろの時間になると結構ベンチでご飯を食べている人も増えてきた
なんかスズメが近くまで飛んできたので写真を撮った

顔までじっくり見たことがなかったけど、なかなか可愛い顔をしている
あと久しぶりに生きたミミズを見た
あんな動きするんだったなぁと思ってしばらく観察してしまった
空が高かった

さて、問題の試験の方だが
迷ったところはことごとく間違えていそうだ
何割合格だったかな、、、
果たして結果やいかに