はりきりもてなし

プライベートがバッタバタしており、2週間連続で更新が止まってしまった、、、よろしくないですね、、、バタバタプライベートのことは追々書くとして、家族旅行の話をこのタイミングで前後半に分けてしまったのでその続きを、、、覚えてるかな、、、、、

2日目は朝からどんよりとした天気。予定変更して1日目に景色勝負の場所へ行けてよかったなぁと思いながら初日行く予定だったところへ車を走らせる。途中、大雨。山道をゆき、なんとか到着。ここにきて母と姉の希望が一致しなかったため、姉と父は姉の行きたい場所へ、母と私はカフェで待つことになった。2時間くらい話しながらボンヤリと過ぎ、ようやく2人と合流。姉は満足した様子だった。何より何より。
夜に別の場所でコースを予約していたので早めに向かう。父を助手席に乗せて、高速でのギアの使い方などを教えてもらう。ここの高速はカーブが多い上に高低差があるので、エンジンブレーキをうまく扱えるようになるとかなり走りやすくなった。ありがたい。
コースの時間まで、適当に時間を潰す。朝あんなに雨が降っていたのに、夕方になって雨はすっかり止んでいた。あれ、終日雨予報ではなかったか、、、?またしても母の晴れ女パワー、、、?そんなことを思いつつ、観光地のお土産屋さんを巡る。時間が余り、どうしようか、、と辺りをうろうろしていると、母があれは?と指差した。その先には観覧車。他の意見が出なかったので、観光地を見下ろせる観覧車に家族4人で乗ることになった。シースルーのだいぶ寂れている遊園地内の観覧車だったけれど、景色はよくてゆっくり回るのでなんだかのんびりできた。家族4人で観覧車なんていつぶりだろう、というかもはや記憶にない。もしかして初めてか?後にも先にもこれっきり?ひょっとしてかなりいい思い出になるんじゃないか、、と思いながら自撮りで家族写真を撮った。
コースは周囲に聞いた老舗高級料亭のものだったので、とてもおいしく、みんな感動していた。一番安めのフルコースでこれだったので、高いやつはどうなっちゃうんだ、、と思うなど。父はこのコースが一番の旅の目的だったので、大満足のご様子だった。何より何より。
帰りの雨の夜の高速は地獄だった。高速の街灯は少ないし、カーブ多いし、雨で見通し悪いし、トラックはビュンビュンだし、対するこっちは軽の中古車だし、途中霧がかかるし、、、、生きた心地がしないとはこのこと。家族を乗せている以上、絶対に事故れないので必死でハンドルを握ってなんとか生還した。その日は私の家に家族を泊めたのだが、思えば家族を一人暮らしの家に泊めたことは今までなかったのだった。なんとなく自分が張り切ってもてなしているのが自分でもわかるくらい張り切っていた。定年祝いのプレゼントとケーキを出し、喜んでもらえてよかった。父が「娘の家に泊まれるなんて、、」と言いながら寝たのがちょっと面白かった。
最終日は朝から大雨。予定を変えて私が住んでいる市内を車で巡ることに。母が私の職場が見たいとのことで、わざわざ目の前を通るなどした。母が私の住環境を知りたかったようなので、最終日は予定を変えてよかったのかもしれない。とはいえ車で周辺を散策したことはなかったので、駐車場の在処が分からず四苦八苦した。よく行くカフェの駐車場がかなり離れており、みんなを下ろして私だけ車を止めて雨にビショビショ濡れながら歩くなどした。気づけば昼頃雨は上がり、ランチへは歩いて行けた。母の力なの、、、?
その後はお土産をあちこちで買い、父母姉は帰っていったのだった。
天気が悪かった分、また来るのもアリだね〜と言っていたが、この旅行の数日後、私の転勤が決まる。きっと次にまたここに家族で来ることは、ないんだろうなと思う。