口を開けば

 

自分の本当の声というのは、自分が話している間は自分自身では聞くことができない、というのは結構知られている話だと思う

骨伝導がどうとかそういった類の話で、自分が感じている自分の声と他人が聞いている声は異なっているというやつだ

 

私の声は、私の姉とかなり似ている

自分で話している間、ふとした瞬間に「今めちゃめちゃ姉ちゃんの声だったな」と思うことがある

笑い声とか結構よくその感覚になることが多くて、顔はそこまで似てるわけではないのにやっぱり似ているところはあるのだなと不思議な気持ちになる

 

そういえば高校の友達のお姉さんが大学のサークルの先輩なのだけれど、話し方が友達とめちゃくちゃ似てるな、、、、と第一印象で思ったので、そういう部分で似ることって結構多いのかもしれないね

 

 

 

ってずっと思ってたんだけど、昨日そうでもないのかもしれないと気づいた

大学の卒業旅行(4年前?!)で北欧に行った時の諸々の動画を、一緒に行った友達からもらった

写真はお互いにアルバムにあげてシェアしていたが、動画はもっていなかったので改めて送ってもらった

街中の景色を撮っているけれど、北欧までいってすることじゃないようなくだらない会話も入っている

会話の内容は未だにそこまで変わっていなくて、私たち社会人になっても変わってないんだなと気付かさせられる

その動画の中で、私の声だと思って聞いていたのが友達の声で、私は隣で聞こえている声の方だと中盤ごろに気づいた

 

私の声、思ってたより高い

お姉ちゃんの声とそこまで似てない

 

ビックリして何回も聞いたけれど何回聞いても声が変わることはなかった

どうやら骨伝導を通して聞いた声が姉の声とよく似ているようだ

 

なんだ、そうだったのか〜と思うと同時に、もう一つ気づくことがあった

 

 

 

私の話し方、かなりバカっぽい

 

すごい

 

ホニャホニャ話している

 

 

そういえば、以前年越しカウントダウンイベントに友達が間に合わないから何故かインスタライブで実況をしてくれと頼まれたことがあった

その際も自分の話し方めちゃアホみたいだなとショックを受けたことがあったな

 

あの時のインスタライブはもう今は見れないのでわからないが、北欧の動画の中の四年前の私の話し方は、声のトーン、語尾、笑い方、話の間、、なんかどれをとってもアホっぽい

なんだろう、何がそうさせているんだろう

ペースがゆったりしているのかもしれない、自分で話している時はあまり思ったことなかったけれど

 

 

 

北欧旅行の2年後、就活に苦戦していた私の面接実演をみて、就活エージェントに「見た目シャッキリしてるのに話し方が結構緩めであまり良くないギャップがありますね」とズバッと言われたことを久しぶりに思い出した

実際シャキシャキ話すよう最大限心がけたらその後の面接はうまくいった

マジで的確なアドバイスだった、ありがとうございました

 

 

 

就職が決まって以来、まったく意識していなかったのでもう面接でどんな風に話したら採用までいけたのか覚えていない

絶対に今もこの北欧の動画と同じような話し方なんだろうと思う

 

 

 

 

来月の頭、新人の全体オンライン研修で話すことになっている

その時だけはせめて、シャキシャキと聡明な話し方をできるよう意識して臨まなければならないな

 

 

誰か聡明に聞こえる話し方のコツが何かしらあれば教えていただきたいです、、、、