一人暮らしと健康

 

敬愛するBUMP OF CHICKENのボーカル、藤原基央氏はsupernovaという歌の中で

「熱が出たりすると 気づくんだ 僕には身体があるってこと」

と歌い、さらにHAPPYという歌の中では

「健康な身体があればいい 大人になって願うこと」

と歌っている

ちなみに両方とも歌い出しの歌詞だということに気づいてニッコリしてしまった

だからなんだという感じではあるけれど、要はつまり、私が珍しく熱を出したのだ

一人暮らしで初めて体調を崩した

というと大層なものに聞こえるかもしれないが、これは注射による副作用のものだったので予期はできていた(検索から外れるようわざと単語を使っていません)

 

ここ数年、熱を出すほど体調を崩していない

最後に熱を出したのは4年前のサークル引退ライブの翌日にインフルエンザになった時だったと思う

あの年はバイトの関係で小学校に通っていたためか、珍しくインフル以外にも胃腸炎になったりしていたが、大学で体調を崩したのもその辺りだけだ

高校なんか、野球応援で5限をサボったあの日がなければ3年間皆勤賞だった

それほどまでに健康体、図太い身体の持ち主である私

 

ただ今回は注射後4人中3人発熱していると聞き、さすがの私も熱が出るだろうと思ってあれこれ準備をした

準備をしているうちに、なんだか熱を出すのが楽しみになってきた

こんなにはりきって体調不良に備えることもないので、逆になにもなかったら嫌だなとすら思うようになった

しかし、そんな悪い予感(?)は綺麗に裏切られ、しっかりと熱が出た

 

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これははりきりすぎたがゆえのベッドサイドテーブルの装備である

普段ここには読みかけの本の山と菓子盆が置いてある

しかしこの体調不良仕様にしておいたおかげでかなり楽だった、これはオススメできる

パンダたちも心配そうに見守ってくれていた

 

 

 

 

一人暮らしでの体調不良は自分で自分を看病しなければならない

まぁ正直そこまで苦ではなかったのだが、事あるごとに実家の温かみが顔を出してくる

 

「今日のノルマはこの一本ね」といって母がポカリの500mlを枕元に置いてくれたこと

 

リンパに貼るといいから、と言って冷えピタを耳の後ろから首にかけたところと脇の下に貼られて、朝起きるとぐんにゃりしたヤツらが剥がれているのが嫌だったこと

 

氷枕のゴムの匂いと水の音が割と好きだったこと

 

めちゃくちゃ小さい時、熱を出して泣いている私に父が「身体の中のアンパンマンバイキンマンと戦っているからね」と慰めてくれたこと

 

 

そんな遥か昔の記憶さえボンヤリと蘇ってきた

私結構大切にされてたんだなぁ

 

打ってから24時間が経過した頃が一番熱が高くて、体温計の数字にビビっていた時、ちょうど見計らったかのように母から「大丈夫?」のメールが届いた

 

強がらずに実家帰っちゃえばよかったかなぁと思いつつ、母のアドバイス通りに解熱剤をそのタイミングで飲むと、そこからスルスルと平熱になってもう上がることはなかった

 

さらによくよく考えたら飲んだ薬は私が帰省して歯の治療をした際に鎮痛剤を飲みきり、母が余っているロキソニンをくれたものだった

 

一人暮らしで体調を崩して復活したが、結局元気になったのは母のおかげだった

 

母は偉大

 

私もまだまだですね

 

あと元気になってから、健康な身体最高、、、、と心底思った

 

 

健康な身体、大人になって願うことですわ本当に

 

 

 

 

 

ちなみに一応経過観察レポートはつけているのでこれからの人とか気になる人はなんなりと