入居の条件に「二口コンロ」というのは入れていた
けれど、そこまで優先順位は高くしておらず、実際に入居を決めたのは一口コンロの部屋だった
いざ暮らしてみるとよくわかった
一口コンロは結構できることが限られる
特に働きながらの一人暮らしだと、仕事から帰って料理をすると一品くらいしか作る時間がない
一口コンロだと、何かを作っている間に別のものを作る、ということができない
せめて作れてスープくらいだけど、スープを作っている間に作ったおかずは冷めていく
クゥ〜〜もどかしい!!
レンジを使えばいいじゃんという話もあるけど、レンジで作れるものもなかなかたかが知れている(気がする)
レンジで作る副菜って、なかなかアレじゃない?偏見かしら
その結果、結構それなりに自炊はする方だと思っているが、副菜をあまり作らない料理スタイルに落ち着いた
という話を母にしたところ、どうやら姉もそういう感じの生活をしているようで(姉は三口くらいのコンロのはずなのに)
「それなりにちゃんと副菜とかも作って出してたんだけどなあ」と悲しそうな顔をされた
いや一口コンロだからだよ!と言ったけれど、まさかそんな風に言われると思わなかったのでちょっとショックだった
最近、ご飯を作るときにその母の顔と言葉が浮かぶ
お弁当用にレタスとか買っているのを使い切れなかったりするので、せっかくだしなぁと思ってサラダを作るようになった
とはいえ他のものと並行して作ると、絶対的にサラダが先にできてしまうがゆえ、作っている間に食べ切ってしまう
これは「副菜」というより「前菜」だなぁ
まぁ野菜もちゃんと取れているので、母にはこれで許してもらおう
今の家はとても気に入っていて、異動とかがない限り更新し続けるつもりでいる
でももし別の部屋に移るとしたら、二口以上のコンロは条件を割と上にしておこうと思った