久しぶりに高校のクラスメイトたちと会った
しばらく(といってもコロナ前くらいから)会っていないのだけれど、あんまり久しぶり感がなくて、ここ一、二年が如何に特殊な時の流れをしていたことを思い知らされた
まぁコロナがどうこうというより、私自身が働き始めたからというのがかなり大きい気はするけれど
社会人の時の流れは恐ろしい
とはいえ20代後半に入りたての私たちの一、二年というのは、かなり大きいらしい
何人もライフステージが変化していた
結婚した人、プロポーズされた人、プロポーズした人、同棲し始めた人などなど
来てはいなかったけどその数日前に子供が産まれたとインスタにあげている人もいた
第一次結婚ラッシュというやつだろう
そもそもの前提としてほとんどの人はもうパートナーがいる状態で、高校の頃の「誰が好き」とかいう段階の話でキャーキャーすることはもうできないんだなぁと気づく
高校教員になったそのうちの1人の子が「あの頃のうちらと生徒たちを重ね合わせて、この子たちは大人になったらどうなるのかなぁっていうのを今のうちらに照らし合わせて考えたりする」と言っていた
クラス1のムードメーカーで、小学生みたいに授業中も騒いでいた男子が実は堅実な人生設計をしていて、それを元に一番最初に結婚したとか、確かにあの頃の私たちでは考えられないことだった
けれど、すでにその片鱗はどこかにあったのかもしれなくて、先生はそれを見抜いていたりしたのかなぁとその話を聞いて思うなどした
高校生の頃の私は今思えば無敵だったし、正直何にでもなれると思っていた
あの頃の私が今の私を見たらどう思うかなぁ
それでもって、高校生の私を見ていた先生たちはどう感じるのかなぁ、「思っていた通りだ」とか思われていたら嫌だなぁ
そういったライフステージの変化の類の話は今のところ無縁の私は、クラスメイトの話を感心したり、驚きながら聞くしかできなかった
最近それなりに楽しく日々は過ごしているけど、あまり変化のない自分にさすがに少し虚しくなって
そんな「虚しくなった」というところに悲しくなったりした 別に虚しい生活は送っていないつもりだよ 毎日それなりに楽しいよ
正直、ライフステージの変化とか、まだよくわからない
けれども、人生何があるかわからないのでね
急いで後から後悔するよりはのんびり進めばいいような気もしますし
ゆーてそこまで焦っているわけではないので
と言うとめちゃくちゃに負け犬の遠吠えっぽいけれど、焦っていないというのはマジな話で
誰でもいいから恋人がほしいわけでもないし、今すぐに結婚したいわけでもないし、絶対何歳までに〇〇とかいう人生プランもない
失恋の歌をたくさん歌っていたaikoだってついに「心の底から結婚したいと思える人」と結婚したし、毎年楽しみにしているM-1グランプリではずっと売れていなかった錦鯉が優勝した
50歳のチャンピオンだ、かっこよすぎる
aikoにも錦鯉にも希望の光を見出してしまった私はいよいよ焦らなくなってしまった
一応毎年漠然とした人生設計的な目標を立てたりはするけれど、叶えられたことはない
今年も叶えられないまま今日まで来ている
来年は叶えられるかなぁ、叶えられるといいなぁ
それくらいの心持ちで過ごしていく
焦って良いことはないんじゃない?知らんけど