目指せ、旅上手

数日前、大きめのリュックを買った。バラエティショップのものなので特段高価なものではない。飛行機の機内持ち込みがしたかったのでその場で規格を調べ、目測でまぁいけるやろ、、と購入した。
今までずっと、1〜2泊程度の旅行はボストンバッグ派だった。特にこれといって理由はなかったけど、片方の肩に担いでエッサエッサと旅をしていた。ちなみに3泊以上になるとキャリーケースをゴロゴロとする。とにかく旅行でリュックを使ったのは、小学校の修学旅行くらいだった気がする。
旅用のリュック、いいな、、と思い始めたのは去年の春あたり。三重への旅行で、友人がスーツケースみたいにガバッと開くリュックを使っていたのを見たのがきっかけだった。それ以来なんとなく大きめのリュックを探していたのだけど決め手にどこか欠けており、買わないまま気付けば季節が一周していた。
リュックへの思いもだいぶ冷めてきた頃、やたらと出張が続いた。出張仲間を見ると、みーーーーんなリュックだった。マジですか?私はというと、先日のBUMPのツアーで買ったボストンショルダーバッグを肩に下げていた。ちょうどいい大きさでかなり気に入っていたのだけど、好きなバンドのグッズだし、利用頻度があがってボロボロになってしまうのは寂しい。それに他人に比べると荷物が多めなようなので、数泊すると厳しいサイズかもしれない。そういえば、リュック欲しいんだったな、、、と思っていたところにフラッと立ち寄ったバラエティショップで、いま手元にあるリュックを見つけた。とはいえ衝動買いはせず、通販サイトを見たりアレコレ考えた結果、お迎えしたのだった。これで私も旅上手!かもしれない!


なんの変哲もない、大きめのリュックである。どう頑張っても右に傾いたのは何故だろう。手前のメッシュのポッケには、いつでも使えるようにリップクリームを入れている。
ただ、荷物を入れてみて気づいた。


物を入れるとすごい立体的になる。奥行き?がすごい。荷物がたくさん入るという点ではいいのかもしれないけれど、自分の背中のリーチがわからなくて物を倒しそう。窓とかに映るこのリュックを背負った自分の姿を見ても、リュックの存在感がエグい。たぶん私より分厚い。前に抱えるともう下が何も見えない。そのまま座ると、クッションを抱いているみたいに収まりはいいのだが、腕につけていた日焼け止めがついたようでうっすらと白くなっていた。
まぁでもこれから活躍はするだろうなぁという所感。

とはいえ、このリュックがデビューを飾った先日の出張にて、余分な着替えを持ってきていない私を見た先輩が「絶対にこれからは持ってきた方がいい」とアドバイスをくれたり、「出張時はサンダルがあるとかなり便利だからオススメ」と言われたりした。
え、これからもかなり荷物増える、、、?
果たしてあのリュックでもキチンと事が足りるのだろうか。ゴロゴロの召喚待ったなし?
まだまだ旅上手とは言えない今日この頃です。